このところ諸事情で撮影に出られずストレスがマックス。
こんな時には機材いじりで解消とばかりストロボのジェネを修理。
ジェネの内部には600V以上の高電圧が大容量のコンデンサーにチャージされており大変危険です。
感電により人体に重篤なダメージを引き起こす場合があります。
ジェネおよび電気の知識が無い方は絶対に分解したり内部に触れないでください。
オークションで要修理品のCOMETのCB-1200aを格安でゲット。
既に1台所有(1200Wsから600Wsに改造済)しているので2台にしてヘッド1灯にジェネ1台と独立調光にした方が断然使い勝手が良くなるし、600Wsにすると最小35Wsまで出力を下げられるようになるので小規模な撮影には適してる。
さて、カバーを明けて見るとメインのコンデンサー1個がパンクしているようです。
更にバラしてみると・・複数のコンデンサーがパンクして電解液が飛散しトオンデモナイ状態に唖然。
過去に何台か修理したが、ここまで酷い状態は初めて見た。
コンデンサーが1個パンクかな?
あらゃ~、電解液が飛散して凄いことに
パンクした重症のコンデンサー
飛散した電解液を無水アルコールで落として、修理開始。
元々は2500μFのコンデンサーが8個使われていたが1200Wsまで必要ないので1250μFを8個に全交換し600Wsに変更。
尚、コンデンサーは一般用ではなくストロボ用のものでなければダメです。
一般的には流通していないが修理用にストックしてあったのを使用。
元々のコンデンサー8個、2500μF 360V
交換するコンデンサー8個、1250μF 360V
交換完了・・内部がギッチリ詰まっているので結構大変だった!
修理完了
手前が今回の修理品
ヘッドを接続しテスト発光して修理は完了したものの・・当分は使う機会がないのです(笑)