RoundFlash Dish は青かった

2015年01月11日 投稿

少しマニアックな機材ネタ

RoundFlash Dish をYN-560Ⅲで撮影で使ってみたところ、色温度が6,000K程度と少し高めでWBを太陽光固定で撮ると画像が青っぽくなります。

このストロボに限らず、モディファイヤーの内側が銀色の製品によっては色温度が高くなる場合がある。
以前、他のオクタ・ソフトボックスを使ったときにかなり青くなって(6,500K程度)ビックリしたことがあります。
程度に差はあるが、どうも銀色コーティングしてある材料などにより違うようです。
尚、紫外線の影響かと考えストロボに照明用のUVフィルターを被せても、殆ど変化無しでした。

デジタルカメラなのでWBで調整可能な範囲ですが、1灯ライティングでなく多灯の場合は他の光源と色温度を合わせておいた方が良いので、コンバージョン・フィルターで調整してみました。

 
例えば、顔の左右で色温度が変わると合わせるのが難しいので。
1. フィルター無し(画像上)、フィルター有り(画像下)

RoundFlash Dish は青かった

KODAK COLOR CONTROL PATCHESの下は銀一製のシルク・グレイカード(18% 標準反射板)
カメラ:Nikon D3, WB=太陽光(5,200K)固定、PC=ポートレート
レンズ:Nikon AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8G ED
ストロボ設定:出力1/4、ズーム35mm、ワイドパネル使用
モディファイヤー:RoundFlash Dish

結果は、この使用環境で概ね5,200Kとなる。

使用したコンバージョン・フィルターはロスコのウルトラカラー A2
で大手カメラショップや舞台用照明器具などを扱ってるショップから入手可能。
例えば6,000Kから5,200Kに変換するには、ミレッド(mired)値の差を計算してフィルターを選択。
因みにミレッドは色温度Kの差を色の違いに比例させるための単位で、色温度の逆数を100万倍した値。

1,000,000/5,200-1,000,000/6,000=26ミレッドとなりアンバー色のA1(19ミレッド)が近いが、扱っているショップが少なく、A2のフィルター(3,700Kから3,200Kに変換、43ミレッド、大きさ 610 X 650mm )を購入。
また、2~3枚重ねればタングステン光とも合わせられるし。

これを短冊状に巾を変えてワイドパネルの収納口に差込んで発光面を被せ、ワイドパネルで覆い目的の色温度になるように調整。
部分的にフィルターを被せた状態となるが、モディファイヤー内で拡散されるので色ムラは起きない。
これはスタジオ用のストロボヘッドなどの色合わせで用いられる方法です。
(短冊状に切ったフィルターを複数準備し、組合わせて調整する)

光量設定を変えると色温度も共に変わるので厳密に合わせても意味ないですが、通常使う設定で合わせておくことにしました

2. フィルターの取付け状態

RoundFlash Dish は青かった

一~二昔前くらいのクリップオン・ストロボには色温度を下げるためのアンバーコーティングがされた製品を良く見かけたのですが、最近はクリアーな製品しか見かけません。
Xe発光管の特性が良くなったのか、フィルムからデジ全盛となって撮影後に合わせられるから、あるいはカメラメーカ純正品は色温度補正機能が有るからなのか・・

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