Godox X1T-N 海ポチャで昇天のアクシデント

2017年10月06日 投稿

先日、海でロケ撮の最中にNikon D3Xに取付けていたGodox X1T-Nがホットシューから外れて岩場の海水溜りに落下するアクシデント発生。
即座に救い上げてみたものの海水にどっぷりと浸かったX1T-Nは電源を入れても液晶は表示しないしSTATUS LEDが点灯しっぱなしで昇天したようです。
電子機器なので塩分濃度の高い水を被ると弱いですね~

自宅に戻ってから、蘇生に挑戦。
真水で洗ってからドライヤーで乾かして基板を見てみると、白い小さな塩分の塊のような物がICのピン近くに3個所発見。
(見辛いですが、写真1の赤矢印の個所、白い塊)
この個所で電気抵抗が下がってリークしたのが故障原因なのかな??とばかりに、細い縫い針を使って掻き落とし。
そして、無水アルコールで基板全体を洗浄し乾燥、更にCRCのコンタクトスプレー(写真4)をスイッチ部分やコネクター部分などに吹きつけ。
通常、精密機器に使う場合は直接吹付けないのですが、今回は駄目もと覚悟で大胆にシュッシュといきました。

さてさて、組み立て直して、腐食していた単三電池(写真2)は新品と交換してスイッチ・オン・・液晶も表示され機能も作動確認し、無事に復活です(写真3)。
復活したとは言え、信頼性が怪しいので新しくX1T-N注文して、これは予備機に降格。
写真4の後に本文続く→

写真1 – 内部の制御基板

写真2 – 腐食した単三電池のマイナス側電極

写真3 – 復活したX1T-N

写真4 – CRC接点復活剤

←から続き
問題は何故カメラから外れて落下したかです。
確実にロックダイヤルを回してロックしたつもりなのに、以前にも数回落下したことがあり自分の不注意でロックが甘かったのかと気になり検証。
撮影中に落下して使えなくなるのも困るが、それ以上にモデルさんに怪我をさせたり現場の備品を破損したりする事の方が大変です。

2台のX1T-NをNikon D3XとD810で使っていたのですが、調べてみると組合せによってはロックが効かない事が判明。

●海ポチャのX1T-NはD3Xではロックが効かず、D810ではロックされる。
●もう一台はD3XとD810の両方ともロックされる。

 どうもロック穴(写真5)に入るロックピンの長さと先端形状に原因がありあそう。

カメラに取り付けた状態では結合部分が見えないのでホットシューのブロック(写真6)に取り付けて側面から確認。
海ポチャ(写真7)ともう一台(写真8)のロックピンの長さは殆ど同じ、違いは海ポチャのピン先端の面取りが大きいこと。
面取りが大きく結合部分が緩くなりロックが効かないのが原因でしょうか?

●新しく注文したX1T-Nが届いたので確認するとD3XとD810の両方でロックされる。
●同様にピンの状態を確認すると他の2台より明らかに長い(写真9)。

 と言う事は、現在の製品ロットはピンの長さを変更したんでしょうか?

●ちなみに海ポチャのX1T-Nはお蔵入りしたD3やフィルム機のF5でもロックが効きませんでした。

確実にロックされるかを全ての組合せで確認しておいたほうが良いですね。

参考ですが、Canon機とGodox TT685やX1T-Cのロックが緩い件についてYouTubeにアップしている方がいました。

Godox Flash hot shoe Problem

写真5 – D3Xのホットシュー

写真6 – 確認用のホットシュー・ブロック

写真7 – 海ポチャしたX1T-N (ロックピン先端の面取りが大きい)

写真8 – もう一台のX1T-N

写真9 – 新しく購入したX1T-N (ロックピンが他の2台よりも長い)

 

2 comments for “Godox X1T-N 海ポチャで昇天のアクシデント

  1. 2017-10-09 at 08:35

    海水からの奇跡的な復活おめでとうございます。
    ロックの緩みってそんなこともあるのですね、記事を拝見して私も思わずチェックしてみましたが、”-F”は最後発なので最新ロットの筐体を使っているらしく、4通り共に問題ありませんでした。
    とは言え、これがProfoto Air RemoteだったらAD360一台変える値段になっちゃいますから、おいそれと買い足しできないのでGodox様々ですよね。

    • 2017-10-09 at 12:34

      Kazuさん

      まさかロックが効かないなんて思ってもいませんでした。
      思わぬところに落とし穴でした。
      まぁ、最近のは改善されているようですしGodoxのコスパの良さを考えると他メーカには変えがたいですね。

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