TAMRON TAP-in Consoleを使ってみた~

2016年04月26日 投稿

前投稿の『TAMRON TAP-in Comsoleが発売日に届いたけれどの』にあるようにTAMRON TAP-in Utilityの不具合でTAP-in Consoleがおあずけ状態でした。

その後、2016年4月21日に『お詫びと回収/無償ファームウェアアップデート、及びびTAP-in Utilityバージョンアップのお知らせ』でやっと使えるようになったのでTAMRON SP 45mm/F1.8(Model F013、for Nikon)をカスタマイズしてみました。

1.使用できる条件

SP 45mm/F1.8で使うには最初にカスタマーサービスでレンズ・ファームウェアのアップデートが必要
私の個体はタイミングが良いというか、前ピン調整の為にTAMRONに送ってあり返送時にレンズのファームアップ(V2)をしてもらっている。

特定のTAP-in Console本体についてはTAP-in Console本体の回収/無償ファームウェアアップデートが必要

シリアルが該当する個体だが、Windows環境なので現状のまま進めてみることにした。
しかしこの小刻みのシリアルは何でしょう?
ロット生産の対象品だと連番になる筈でしょうに、これらは既に販売されてユーザー所有の個体でこれ以外はショップ在庫を回収してバージョンアップなんでしょうか?

新製品とはいえUtilityの致命的なバグがあったり最初にレンズやConsoleをファームアップで送る必要があったりとゴタついている感じです。

2.TAMRON SP 45mm/F1.8と組み合わせて使ってみる
2-1.ピント調整

私のTAMRON SP 45mm/F1.8(Model F013、for Nikon)ですがNikon D3Xで使用時に前ピンだったのでTAMRONに調整に送りました。

戻ってきた結果は若干後ピン気味なのでTAP-inを使って調整とVCのモードを変えてみました。

Pic.-1 TAP-in Consoleにマウントする

20160426-1-1

AFの確認に使ったターゲットは以前オートフォーカス精度で投稿したものにフォーカスチェックの一部分を利用させていただき、データの確認用にはResDetを使用させていただきました (この場にて御二人に感謝いたします)。

Pic.-2 ターゲット

20160426-1-2

画面キャプチャーはありませんがTAP-in Utilityを起動時にConsole本体のファームアップが表示されたので実行しています。
これで本体回収/無償バージョンアップの為に送らなくてに済みました(Windows7 64bit環境)。
数回ピント調整のデータを変えて最終的にはこの値になりました。
Pic.4~5はカメラNikon D3X、レンズのVCはoffで三脚使用の条件、太陽光が直接当たる室内の窓辺で撮影、ターゲットを撮影した後にモノクロ変換、画像を-90度回転しResDetで表示したものです。

Pic-3 ピント調整

20160426-1-3

Pic.-4 (調整前、0.77m位置、少し後ピン)

20160426-1-4

Pic.-5 (調整後、0.77m位置、ジャストピン)

20160426-1-5

2-2. VCモード変更

VCモードをファインダー優先に変更しました。
しかし、この『ファインダー像の安定を優先させたモード』という表現は分かり辛いと思います。

一眼レフなのでファインダー像と撮像は基本的には同じはず。
VCが安定するまでの時間を短くした代わりに手振れ補正の効きを弱めたのでなないかなと思います。
実際に使ってみると感覚的な表現ですが標準モードのシャッター半押しでVCが『ジワー』と効いてくるのに対して、すぐに『コクッ』とVCが効く感じでNikon純正の70-200mm/2.8 VRと同じフィーリングで、ファインダー優先モードのほうが補正段数が減っても自分的には好みです。

Pic.-6

20160426-1-6

3.雑感

3-1.数回ピント調整を行い補正とVCモードの変更が出来たので後は実撮影で追い込んでみる。
3-2.Nikon純正のレンズと比較して暗所でピンを外すことが多かったが、レンズのファームがV2になった事が要因か定かでないが暗所でのAF精度が格段に向上した(要フォロー)。
3-3.VCモードを変更したことによる補正の効き具合は実撮影で確認する。
3-4.AF精度を追い込むのは根気の要る作業で、今回ターゲットパターンの変更とResDetで楽になった。
尚、最短~1m位までの距離は今回の網目パターン、それより∞側は定規パターンの方が判定が楽でした。
3-5.∞側のAF調整は判定が難しい、今回は5m位の距離で確認。
3-6.ターゲット撮影、データ確認、TAP-inでAFデータの書込のパターンを繰返すのは根気が要る作業でなかなか収束しません。
私は最初に当たりを付けるのにカメラとPCをUSBで接続しテザー撮影しながらカメラのAF微調整でおおよその調整量を把握した後にTAP-inで追い込んでます。

テザー撮影はLightroomなら簡単にできます。
ファッション撮影などでクライアントやモデルにディスプレーで画像を見せながら撮ってるアレです。
尚、撮影データはカメラのメディアに記録されず、ダイレクトにPC側に保存されます。
又、カメラのUSBはMass StorageではなくMTP/PTPに設定する必要があります(Nikon D3Xの場合)。

Pic.-7 Lightroom テザー(1)

20160426-1-7

Pic.-8 Lightroom テザー(2)

20160426-1-8

右の丸ボタンでPCからもシャッターを切れます。

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