Godox TT685-N レビュー

2016年03月15日 投稿

Godox AD360II-NとX1N(Transmitter)を実戦投入し使い勝手の良さに満足。
しかし1灯だとリムライトを入れたりだとか出来ず、もう1灯欲しいところだがポータブルとは云っても2灯だとモディファイヤーまで含めるとそれなりに嵩張るし重い。
そこでサブ用にとGodox TT685-Nをポチりました。

X1N(Receiver)をポチって眠っているNikon SB800を乗せてもいいけど、親亀小亀状態ではカッコ良くないし・・・となんだかんだと理由を付けて機材沼にズルズルと嵌る(笑)

Pic. 1-1

20160315-1-1

1. 仕様は次の通りで、操作方法はAD360IIと似ています

Pic. 1-2 (仕様、取扱説明書より引用)

20160315-1-2

Pic. 1-3 (仕様の続き、取扱説明書より引用)

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2. ノーマルシンクロとハイスピードシンクロの発光回数制限

Pic. 1-4

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3. LCD表示
AD360と同じようにSlaveモード時はバックライトが赤くなる。
Firmwareは最新のV2.7。

Pic. 1-5

20160315-1-5

4. Yongnuo YN560-IIIと比較

4-1. 外形寸法

ハイスピードシンクロには未対応ながらワイヤレスで便利に使っているYN560-IIIと比較してみました。

TT685-Nの寸法(mm、カタログ値)は64(W)x76(H)x190(D)で、YN560-IIIの寸法は60(W)x78(H)x190(D)と殆ど同じですが、並べて見るとTT685-Nの方が若干長い、寸法の基準点が違うのか?

Pic. 1-6 (左:YN560-III、右:TT685-N)

20160315-1-6

 

4-2. リサイクルタイム
同じ規格のNi-MHバッテリを使ってフル発光時のリサイクルタイムを比較しました。
バッテリをフル充電した直後で使用する前は若干高めで電圧は1.45V、10回程度発光すると1.3V以下に下がります。

バッテリーはeneloopではなくenelongの容量2100mAhと云う思わず笑ってしまうブランドの製品。

安価で中身はいたってまともなので40本以上を4本組で番号管理しながらヘビロテ。

各々Ni-MH単三4本セットで同じような状態のバッテリを使用して比較。

Pic. 1-7
20160315-1-7

仕様値はYN560-IIIが3秒(アルカリ)、TT685-N(パナのNi-MH)が2.6秒となっていますが

結果、私の所有する個体でNi-MHの場合はYN560-IIIが若干速いです。
尚、バッテリー4本をセットで相互に入替えても結果は同じなのでバッテリの違いは無視できる。

Mov. 1-1 (左:YN560-III、右:TT685-N、YouTubeにアップした動画、時間約30秒)

5. その他

5-1. 広角パネル使用時の不具合

知り合いのカメラマンが所有するTT685-Nは広角パネル使用時に数回発光すると発光しなくなる現象が発生します。
先日お会いした時に再現していただき不具合を確認しましたが、私が購入した個体では、オンカメラ、オフカメラ、TTL、マニュアル各々の状態でFULL発光や光量を数分の一にしたりして試しましたが不具合は起きませんでした。

5-2. 外部電源ユニット

TT685-Nは外部電源が使えますが、コネクターはCanon仕様です。

CanonのCP-E4または互換品が使えると思い、YN560-IIIで使っていたAptureのAP-EBCを接続したところE3のエラー表示が出る。

Pic. 1-8

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Pic. 1-9

20160315-1-9

これは、高圧電源の電圧が高いというエラーでAP-EBCの出力電圧を測定するとピークで365Vを示す。

Canonの規格値は推定330Vで3個所有するAP-EBCの365Vは電圧高め。

発光はするが内部のIGBTなどのパワーディバイスやメインコンデンサーにダメージを与える可能性があるので即座に使用を中止した。

CP-E4互換品で問題無く使用している人も居るので、AP-EBCの電圧が高過ぎるのか、TT685-Nの異常検出がシビアなのか、あるいは個体差なのか切り分けできないので安全を見てAP-EBCを使わないことにした。

5-3. まとめ

オンカメラ、オフカメラ(2.4G無線)、ノーマルシンクロ、ハイスピードシンクロ、TTLと試してみたが特に問題は無さそうなので、次の機会に実戦投入してみます。

5-4. Godox が操作説明の動画をYouTube公開しています(2016年4月28日追記)
 

Canon用ですが基本的には同じです(E-TTLとi-TTLの違い)。

 

5 comments for “Godox TT685-N レビュー

  1. 2016-03-15 at 20:54

    TT685-Nご購入おめでとうございます~!(^^)!
    梅撮りの時はしばらく様子見とか言われてましたが、あっと言う間に神牛軍団にずっぽりでこれはもう狂牛病発作ですね!(^^)! 失礼しましたm(__)m
    壊れる可能性のある単体パーツ(外付けレシーバ部)が無いのは羨ましい限りです(自分はGodoxのあそこが壊れて通信できなくなったことがありました)。

    電圧10%オーバーでエラーとは大らかな中華製らしからぬ厳しさですね~!
    同じGodoxなのだからCanon用やNikon用と同じようにPB960で使えるケーブルを出してくれれば資産の有効利用ができるのにと思っちゃうのは私だけでしょうか。

    これは土曜日に東さんに向けて焚きまくりですか~!(^^)!
    投入レポートも楽しみにしております!!

    P.S. 先日頂いたコメントでヨドバシは取り寄せが早いということだったのでBT4500だけ追加調達しました(たまたま在庫が一つあったのは華さんが仕入れたおかげかもです)。

    • 2016-03-15 at 23:19

      Kazuさん

      ありがとうございます、変態ストロビストから狂牛ストロビストになちゃいました(笑)
      ずっとAD360に手を出さなかったのは、いかにも後付けのレシーバが受け入れがたかった為です。

      Godox CX電源ケーブルというパワーパックPB960やPB820とCanon 600EX、550EXなどを接続する製品があります。
      既に購入してありCanon用なのでTT685に使えると思いますが試してません。
      理由はDL4のパワーパック用に同じようなケーブルがあり以前YN560で試したところチャージは爆速になったものの、パワーパックが壊れてしまいました。
      電流制限が効かず垂流し状態で内部のパワー素子が昇天しました・・後で、自分で治しましたが。
      Godoxに問合せしてお墨付きが得られたら使ってみようと思ってます。

      週末は天気の様子見をしていて、まだ申し込んでません。
      ヨシ焼きは天気次第で延期、そうなると堤防散策といってもGoogle先生によると撮るところがなさそうなので。
      多分、大親分が何処か探すとは思いますが・・・

      BT4500を入手できて良かったですね。
      これで沖縄への準備、着々と進んでますね、羨ましいです。

  2. daki
    2017-12-01 at 03:28

    華さん、はじめまして。
    最近オフストロボ撮影をはじめました。
    X1cにTT600を無線接続で使用していますが、1点困ったことがありますので相談させてください。
    TT600を無線スレーブ接続時、無線状態を知らせるため?ストロボ全面の受光部が常に赤ランプ点滅しています。
    この赤ランプ(点滅が)意外と強い光のため、人物に寄ったライティングを行う場合、モデルさんの目に薄っすらと赤い光が写り込んでしまいます…
    設定でオフに出来ないものかとfn設定なども確認したところ、AF補助光はオフ点灯時間の変更が可能でしたがスレーブ時の赤点滅ランプはオフに出来ません。
    TT685はいかがですか??
    もし同じような赤ランプをオフに設定できるようなら、買い替えも考えています。
    実機をさわることが出来ないため、教えていただけたらありがたいです!!

    • 2017-12-01 at 15:24

      >dakiさん

      TT685Nは手放してしまったので、無線SLAVEモード時のLED点滅を停止できるかどうか実機で確認できません。
      取説にはAF補助光のon/offのみでLED点滅を停止するFn設定は見当たりません。

      無線SLAVEモード時のLED点滅がモデルさんに被るということですが、ストロボのAF補助光を使わない前提でストロボのヘッド部を180度回転しLCDパネル面をモデルさんに向けてはどうでしょうか?
      又は、AF補助光部に黒色のパーマセルを貼って当たらないようにするとか?
      尚、AF補助光が必要ならX1T-CのAF補助光を使う。
      もっともX1TのAF補助光は光軸が若干ずれるので、あくまで補助ですが。

      私の場合、現在はオフカメラのストロボとしてGODOX AD360Ⅱ-N(1~2台)とV850Ⅱ(1~2台)を使ってます。
      AD360Ⅱ-Nの場合は無線SLAVEモードの場合LED点滅するがAF補助光をoffに設定すればLEDの点滅が停止する(消灯する)。
      V850Ⅱの場合は無線SLAVEモードでもLED点滅しないし、パネルスイッチでAF補助光をonにした場合に設定時間のみ点灯し消灯する(基本はoffのまま)。
      オフカメラの場合ストロボのAF補助光はソフトボックスなどに遮られたり、方向がバラバラなので上手く当たらないので、
      環境光が暗くAF補助光が必要な場合は小型の定常光LEDを当ててピンを確認してます。
      (スタジオなどでジェネを使う場合はモデリングランプを使用)。

  3. daki
    2017-12-01 at 20:37

    華さん、大変わかりやすい回答をありがとうございます!!
    既にTT685Nは手放してしまったのですね…
    V850Ⅱだとスレーブ時にも赤ランプが点滅しないのは素晴らしいです。
    tt600を使い続けるならAF補助光部を自分の方に向けるか、パーマセルで隠してしまうかのどちらかになりそうですね。
    2代目はV850Ⅱを検討してみようと思います!!

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